CodeIgniter 4 - チュートリアルを最短で終わらせるための記事

CodeIgniter 4 のチュートリアルを最速で流します。この記事は MVC をある程度理解しており、簡単にチュートリアルだけ流したい人向けです。

インストール

CodeIgniter は複数の導入方法があるようですが、本記事では Composer を使います。その他の導入方法は以下のリンクを確認ください。

CodeIgniter 4
Docs > Installation

コマンドを実行して CodeIngiter をインストールします。

composer create-project codeigniter4/appstarter tutorial

Hello World

とりあえず Hello World しておきます。

CodeIgniter 4
Docs > Build Your First Application

env

env ファイルを .env にリネームします。

mv env .env

リネームした .env ファイルの中にコメントアウトされた # CI_ENVIRONMENT = production がありますので、一行下に CI_ENVIRONMENT = development を追加します。

/.env

サーバーの起動

準備が整ったので、以下のコマンドから組み込みサーバーを起動します。

php spark serve

ブラウザから http://localhost:8080 にアクセスして表示を確認します。

Welcom Page が表示されていれば成功です。

ページの作成

CodeIgniter 4 では、URL のパターンにマッチした Controller と Method を実行します。例えば http://localhost:8080/HelloWorldController/execute であれば、HelloWorldControllerexecute が実行されるという要領です。

それでは、例に示したコントローラーを作成します。

/app/Controllers/HelloWorldController.php
/app/Views/helloWorldView.php

ここまで作成が終わりましたら、対応する URL にアクセスし出力を確認してください。

http://localhost:8080/HelloWorldController/execute

部品化

HTML を部品化します。ここで想定する /app/Views のディレクトリ構造は以下の通りです。

  • Views
    • main
      • main.php
    • templates
      • footer.php
      • header.php

先ほど作成した HelloWorldControllercodeigniter メソッドを追加します。

/app/Controllers/HelloWorldController.php

それぞれの部品 (HTML) を作り込みます。

/app/Views/main/main.php
/app/Views/templates/header.php
/app/Views/templates/footer.php

ここまで作成が終わりましたら、対応する URL にアクセスし出力を確認してください。

http://localhost:8080/HelloWorldController/codeigniter

ルーティング

先ほど確認した URL パターン http://localhost:8080/HelloWorldController/codeigniterhttp://localhost:8080 にルーティングするように設定します。ルーティングは /app/Routes.php で設定します。

/app/Routes.php

最初にあった設定をコメントアウトし新たにルーティングを追加しました。http://localhost:8080 にアクセスしルーティングが効いているか確認してください。

私は雰囲気で乗り越えていますが、ルーティングの設定はまだまだあるので気になる方は公式のドキュメントを確認ください。

CodeIgniter 4
Docs > Controllers and Routing > URI Routing

CodeIgniter 4 自体は自由度が高く学習コストが比較的低いです。あとは実際に手を動かしながら適時調べていけば良いと思います。

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